Processing Facilities
中間処理施設
■ 施設の概要
施設名称 | 廃棄物中間処理施設 |
事業主体 | 千葉産業クリーン株式会社 |
所在地 | 〒288-0821 千葉県銚子市小浜町2950番地 |
敷地面積 | 6,319.035m² |
焼却形式 | 併流式ロータリーキルン+特殊階段式ストーカ炉 |
処理能力 | 150t/24h炉×2基 計 300t/日 |
設計施工 | 株式会社タクマ |

■ 施設の特徴
可燃性分別ごみ・汚泥を焼却 | 併流式ロータリーキルンとストーカ炉・二次焼却炉を備えた焼却炉で可燃性の分別ごみ及び汚泥を効率よく、焼却処理しています。 |
排ガスの有効利用 | 焼却炉の廃熱を利用して汚泥の乾燥を行うほか、廃熱ボイラを設けて蒸気をつくり、誘引通風機のタービン駆動として利用します。 |
二次公害を防ぐ徹底処理 | ばいじんは、電気集じん装置及びバグフィルタで取り除き、排ガス中の塩化水素ガス等の有害ガスは、湿式有害ガス除去設備で徹底的に処理します。 また、施設内で発生する排水は冷却水として再利用するなど、排水は施設外へは排出しないクローズドシステムで再循環活用しています。 |
完全自動化による集中制御 | 主要な機器設備は自動化されており、中央監視制御盤による集中コントロールで省力化と安全性を高めています。各機器の主要部はTVによるモニターと運転状況の記録・管理が行われています。 |
■ 焼却設備の概要
スムーズに安全に効率よく焼却処理します。
- 収集車は投入ステージへ進入し、ごみは可燃性分別ごみピットに、汚泥は汚泥ピットへ投入されます。
- ごみは供給クレーンで適量ずつ可燃性分別ごみホッパへ供給され、ロータリーキルンで乾燥・着火・燃焼されます。
- 汚泥は汚泥乾燥機で廃熱を利用して大部分の水分を除かれてストーカ炉で焼却されます。
- 焼却灰は灰貯留棟へ送られ、適時トラックで隣接の最終処分場へ運ばれて埋立処分されます。







■ 環境保全設備の概要
それぞれの公害防止機器で自然環境を守ります。
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排ガスに中に含まれるばいじんは電気集じん装置でコロナ放電より除じんされます。
さらに微細なダストはバグフィルタによって除去されます。 - 排ガス中の有害ガスは湿式有害ガス除去装置で除かれ、クリーンガスとなって煙突へ送られて大気へ戻します。
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施設内で発生する汚水は排水処理設備へ送られて浄化し、ガス冷却用水として再利用しています。
排水は施設外へは放流しないクローズドシステムを採用しています。




